家族でお出掛けの計画を立てるとき、子どもから大人まで楽しめるスポットを探すことは意外と大変ですよね。そんな家族にぴったりの場所が、岐阜県各務原市にある「アクアトト岐阜」です。
国内最大級の淡水魚専門の水族館として、多様な生物が展示されており、川の生態系について学ぶ機会を提供しています。しかし、アクアトト岐阜の魅力はそれだけではありません。
周辺には自然が豊かな公園や、家族連れに嬉しい設備が整ったレストランなども充実。さらに、各種イベントも定期的に開催されており、訪れるたびに新しい体験が待っています。実際に訪れると、想像を超える楽しさと発見に満ちた時間を過ごすことができるでしょう。
この記事では、アクアトト岐阜を中心とした家族での一日をより充実させるためのお楽しみプランを立てるための情報をお届けします。
アクアトト岐阜へ家族でお出掛けすることになったら
計画を立てるための基本情報
アクアトト岐阜での家族旅行は、楽しい思い出を作る絶好の機会です。計画を立てる際には、まず公式サイトや旅行サイトを参考に、開園時間や定休日を確認しましょう。
また、旅行シーズンやイベント情報にも注目すると良いです。訪問する日が決まったら、周辺の宿泊施設や交通手段も検討しましょう。早めに予約することで、混雑を避け、手頃な価格で宿泊施設を確保できます。
施設へのアクセス情報
アクアトト岐阜へのアクセスは、車と公共交通機関のどちらでも便利です。車で訪問する場合、東海北陸自動車道の「岐阜各務原IC」から約10分の位置にあり、駐車場も広く利用しやすいです。
公共交通機関を利用するなら、名古屋市からJR東海道本線で「岐阜」駅まで行き、そこから岐阜バスで「河川環境楽園」行きのバスに乗るのが便利です。「笠松」駅は20分程になります。
各務ヶ原のふれあいバスをご利用の場合は、各務ヶ原市のホームページをご確認ください。

私たちは車で訪れましたが、駐車場が広く、混雑していても問題なく駐車できました。ただ、休日は少し早めに到着するのがおすすめです。公共交通機関で来た友人は、バスの本数が限られているので、しっかり時間を調べておいた方が良いと言っていました
遠くからでも大観覧車が見えますので、目指して進めば確実にたどり着けます。
お得なチケット購入方法
アクアトト岐阜の入場チケットは、事前にオンラインで購入すると並ばずに入場できるので時短になると思います。また、団体割引や年間パスポート(2回分の料金で1年間有効)を利用すれば、お得に入場することができます。その他
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障がい者手帳などをお持ちの方は、ご本人様と付添者1名が半額となります。
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65歳以上で年齢を証明するものをお持ちの方は、1,600円となります。
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タクシーでみえた場合レシートを見せると割引があります。
公式サイトや各種旅行サイトを定期的にチェックしましょう。予算を抑えることができますね。

私たちは春休みにアクアトト岐阜を訪れました。事前にチケットをオンラインで購入し、周辺のホテルも早めに予約しておいたので、スムーズに旅を楽しめました。特に春のイベントが開催されていて、子供たちはワクワクしながら水族館を楽しんでいました
アクアトト岐阜を楽しむためのポイント
見どころの紹介
館内は4F長良川源流の生き物からスタートとなり、3Fは長良川上流~中流、中流~河口の生き物、2Fはメコン川・コンゴ川・タンガニーカ湖の生き物、1Fはゾウガひろば・アマゾン川の生き物等へと下りていきます。
また、特別展示やイベントも定期的に開催されており、訪問日によっては普段見られない展示を見学できることもあります。淡水魚を中心とした多様な生物が展示されている国内最大級の淡水魚水族館です。訪れる際には、テーマごとに構成された展示を楽しんでください。
「流域ごとの生態系」といったテーマ展示は、各地域の環境に住む生物について深く学べる機会を提供しています
ミナミトミヨ 来館しなければ見ることも、知ることもないままだったかもしれない絶滅してしまった淡水魚を見ることもできました。これまでに絶滅危惧種に指定されていますと耳にしたことはありましたが、実際にみると初めて知ったのに寂しい気持ちになりました。子供たちは、これを見て学び、何か行動を起こすきっかけになるのかもしれませんね。
他にも、長良川の上流や中流域に生息するオオサンショウウオは、日本固有の世界最大級の両生類でコチラは特別天然記念物(1952年指定)となっています。長良川のオオサンショウウオは、清流のシンボルとも言える貴重な生物で、保護活動が重要視されています。
清流長良川にも、そこに生息する生き物にも興味がわいてきますね。学びの一歩になるのではないでしょうか。
人気の水槽展示
アクアトト岐阜の人気展示は、世界の河川環境を再現した大規模な水槽です。特に、「アマゾンの大河」と名付けられた展示では、ピラルクやアロワナなど、南米の河川に生息するユニークな生物たちを見ることができます。
また、近年注目を集めているのが、日本の川魚が舞う「日本の清流」エリアです。南米から日本まで、世界中の川の生態系を旅するように見学できるのが魅力です。それに加え、魚の解説ガイドが定期的に実施されており、展示をさらに楽しみながら学べます。
動物たちとのふれあい体験
アクアトト岐阜では、水族館内だけでなく、時には直接動物たちとふれあえる体験も提供しています。「エサやり体験」や「ふれあいコーナー」など、普段は見られない場所に入れるアクティビティは特に人気です。
私の通ったタイミングにはなかったのですが、上の写真の魚たちへのエサやり体験があるのですが、私は数と勢いに驚いて遠退いてしまったので、小さいお子様にはオススメできないのが正直な感想でしたが、空腹具合によるのかもしれませんね。

エサやり体験に参加しましたが、子供たちは大興奮でした。魚が餌を食べる様子を間近で見られるのは、とても貴重な体験でした
おすすめの写真スポット
アクアトト岐阜には、家族旅行の思い出を写真に収めるための絶好のスポットがたくさんあります。特に、巨大な水槽の前で撮影することができるフォトスポットや、珍しい生物との写真が撮れるスポットは、訪れる人々に大人気です。
また、光の差し込む屋外エリアや、日によって美しい景色が楽しめる休憩スペースもおすすめです。こういった場所で家族一緒に写真を撮ることで、アクアトト岐阜での一日をいつまでも思い出深く心に残すことができます。なんと、ウエディングフォトも撮れるそうです。
入場して間もなく、簡単な衣装だったり好みのぬいぐるみなどを選んで記念撮影がありました。直ぐにミニサイズのものは出来上がり頂くことができました。気に入ったらお買い上げをというシステムでしたが、とても良い思い出になりました。

子供たちはピラルクの大きさに驚き、何度も水槽の前で立ち止まっていました。特に解説ガイドの時間に合わせて見学すると、生態について詳しく知ることができて、大人も楽しめました

大きな水槽の前で家族写真を撮りました。魚たちが背景に映ることで、幻想的な雰囲気になり、素敵な思い出になりました。館内には撮影スポットがたくさんあるので、カメラやスマホの充電をしっかりしておくといいですね
館内での飲食と休憩スポット
おすすめのレストラン情報
館内には、訪れる家族連れに嬉しい快適なレストランが用意されています。食事はもちろん、スイーツなどのメニューも豊富でいつでも、大人から子供まで楽しめます。清潔で広々とした店内は、ベビーカーに乗ったままでも大丈夫でしたよ。リラックスしながら食事を楽しむ場所としておすすめです。
ピクニックエリアでのランチ
館外には自由に食事を楽しめるピクニックエリアもあります。晴れた日にはこのエリアで家族と一緒にお弁当を広げるのも、楽しいひとときになるでしょう。持ち込みも可能なため、訪れる前に好きなお弁当を用意していくといいかもしれません。
また、近くにある売店で軽食や飲み物を購入することもできます。自然の中でのランチタイムは、家族旅行を一層充実したものにしてくれます。
休憩に最適な場所
館内や周辺には、疲れた体を休めることができる休憩スポットがいくつもあります。特に、水族館を眺めながら座ることができるベンチや広々とした屋外の休憩スペースは、旅の途中のひと息にぴったりです。
親子連れでも安心して休めるエリアが整っているため、観覧の途中で気軽にリフレッシュできます。来場時には、ぜひこれらのスポットをチェックして、有意義な休憩をとってください。
オアシスパークを遊びつくす
トレジャーストーン
伝説のトレジャーハンターが発見したという「ジュエルストーン鉱山」洞窟エリア(10分間)とリバーエリア(15分間)のどちらかのエリアを選択し、宝石探しを楽しめます。見つけた宝石は持ち帰ることができるので喜んでくれるの間違いなし、ぜひ発掘体験を楽しむのもいいですね。
トレジャーストーン宝探し
公園を舞台にした仮想の街「ジュエルタウン」依頼所をじっくり読み解き、手がかりを頼りに公園を調べ、答えと宝箱を発見する。なんだか映画の主人公になった気がしますね。ご家族で挑戦するのも面白そうですね。終わった後も話が盛り上がりますね。
大観覧車オアシスホイール
こちら目印になるほどの大観覧車。上空70mから、木曽川の雄大な流れ・金華山・濃尾平野を一望。360度の大パノラマで岐阜百景を楽しんでください。抱っこできる大きさの愛犬も1人1匹、最大2名2匹まで無料で同乗できる有難さ。
遊具・公園施設
- さかなの遊具 全長約65mの大きな魚の形をした木の遊具
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わんぱくフィールド 大きなバケツから大量の水が降ってくる水遊びや、ミニ噴水・アスレチック・滑り台
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霧の遊び場 浅瀬で水を使った楽しい仕掛けがある
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光と水のコラボレーション 色々な高さで水が噴き出します。夜は虹色でライトアップ
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水路でコイのエサやり体験 水辺の散歩道のそばの水路のコイの群れにエサをあげる
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水路(ビオトープ) 水辺のお散歩

アクアトト岐阜近くの公園では、自然の中でのびのびと過ごすことができます。「河川環境楽園」の広い敷地内には、親子で楽しめる遊歩道や水辺のエリアがあり、生き物の観察や自然体験ができます。
また、春には桜が咲き誇り、花見スポットとしても賑わいます。園内で季節ごとに変化する自然を満喫することで、家族旅行の良い思い出ができるでしょう。
子供が楽しめる体験施設
科学館や自然博物館では、学びと遊びが融合した体験が提供されているため、子供たちの好奇心を刺激します。こうした施設をスケジュールに組み込むことで、より充実した家族旅行を楽しむことができます。
水路横を歩いていると、かわいい動物たちとふれあえるスポットもありました。ヤギ・ウサギ・モルモットなどが簡易的なゲージの中にいて、手を伸ばしてエサをあげるというコーナーです。自分であげたごはんをモグモグと食べる様子を嬉しそうな顔で見ている子どもたちの目が印象的でした。
家族旅行をより楽しむためのアドバイス
効率的な回り方の工夫
家族旅行を充実したものにするためには、効率的な回り方が求められます。まずは、アクアトト岐阜の公式サイトなどで館内マップや予約の有無などの詳細を確認しておきましょう。訪れる展示や参加したいアクティビティをリストアップし、混雑を避けるために早めの来館を心掛けます。
また、昼食の時間や休憩ポイントもあらかじめ決めておくと、その場で迷うことなくスムーズに移動できます。特に幼児連れの場合は、子供の昼寝時間なども考慮に入れて計画を立てましょう。
小さなお子様連れの注意点
小さなお子様連れでの旅行は、事前の準備が鍵です。アクアトト岐阜には授乳室やおむつ替え施設がありますが、混雑する時間帯には使用が難しいこともありますので、空いている時間を狙うのがおすすめです。
また、ベビーカーでの移動も可能ですが、館内の混雑状況によっては抱っこ紐が便利な場合もあります。お子様が疲れた際には、無理をせずに休憩を取り、楽しい旅となるようなペース配分を心掛けましょう。
持参した方が良いアイテム
アクアトト岐阜への旅行時には、持参すると便利なアイテムがいくつかあります。まず、子供連れの場合はおむつやおしりふきが必携です。また、館内は空調が効いているため、温度調整ができる服装が望ましいです。
さらに、館内外で突然の雨に備えて、折りたたみ傘かレインコートを準備すると安心です。写真撮影を楽しむために、カメラやスマートフォンの充電器も忘れずに持参しましょう。

長時間の見学になるので、子供たちのために軽食や飲み物を持参しました。特に小さな子供は途中でお腹がすくので、おやつがあると助かります。また、室内と屋外の温度差があるので、羽織るものを用意しておいて正解でした
まとめ
アクアトトを含むオアシスパークは、まだまだお伝えできていない、手ぶらでBBQや食べれる釣り堀・マルシェ・子猫保護猫譲渡会まで、四季折々様々なイベントが盛りだくさんです。
今後のイベント予定
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テーマ水槽「ひらひら金魚のひな祭り」2/19~3/9…陶器でできた雛人形とつるし雛のまわりをひらひらと泳ぐ、華やかな金魚たちの姿を楽しむことができます
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なにわの獣医 熱血あやな塾 3/22申込制…生き物が好きで獣医になりたい!将来、水族館や動物園で働きたい!と思っているあなたへの特別授業です。
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トト漢字コンテスト 受賞作品発表 2/15~4/6…「魚」に自由な文字を組み合わせて漢字を作る創作漢字コンテストです。685点の応募からの受賞作品とは???
お出掛けが決まりましたら、是非公式サイトでイベントをチェックして楽しく有意義な休日になるプランを立ててみて下さい。その段階からワクワクですね。
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