アラ還も楽しめるお出掛け先

養老の滝に小さな子ども(孫)も行けるのか?下見に行った結果報告

アラ還も楽しめるお出掛け先

私自身が子供の頃、私の子供が小さかった頃の記憶が曖昧で、いざ孫と一緒に行こう!という話になったときに、お弁当を食べた芝生のところは良いけど滝まで行けそうかな?新しい施設もできたとテレビ放送されていたなあということで、下見に行ってきました。

「養老の滝」は、日本の滝百選にも選ばれている国内でも特に人気のある観光スポットの一つです。岐阜県養老町に位置し、その美しい自然と歴史的な背景が多くの旅行者を惹きつけています。本記事では、「養老の滝」の魅力やアクセス方法、おすすめスポット、小さな子どもでも楽しめそうか等をご紹介します。

これから「養老の滝」への訪問を検討されている方はもちろん、すでに訪れたことのある方にも新たな発見があるはずです。ぜひ最後までお読みいただき、お出掛けプランの参考にしてください。

養老の滝を巡る魅力と観光ポイント

「養老の滝」は、美しい自然景観と歴史的な伝説が息づくスポットとして多くの観光客に愛されています。落差32メートルの滝は、迫力ある水しぶきとともに四季折々の表情を見せてくれます。

また、古くから「若返りの水」として知られる養老の滝にまつわる伝説も見逃せません。滝周辺には公園やハイキングコース、親子連れやカップルにも嬉しいレジャー施設も充実しており、さまざまな楽しみ方ができるのが大きな魅力です。この章では、養老の滝の見どころを余すことなくご紹介します。

養老の滝の基本情報とアクセス方法


養老の滝は岐阜県養老郡養老町にあり東海地方を代表する観光名所です。

電車:JR大垣駅から養老鉄道に乗り、養老駅で下車、そこから徒歩約10分。近鉄養老線養老駅から徒歩30分で養老公園に到着します。

:名神高速道路の養老ICから約5分。大垣ICから約20分で到着します。関ケ原ICからは約25分です。園内には無料駐車場が点在しています。

滝までは遊歩道が整備されており途中には季節ごとの自然を楽しめる景色も広がっています。

養老の滝の歴史と伝説

養老の滝は、その自然美だけでなく古くからの伝説が語り継がれています。「養老伝説」として知られるのは、孝行息子が山中で父のために水を探していたところ、酒のような甘い水が湧き出し、この水で父の老いが若返ったという逸話です。

このお話の息子がお酒のようなお水を持ち帰ったのが瓢箪(ひょうたん)だったため、現在でも瓢箪の飾り物やキーホルダーなどがお土産店などに置いてあります。私も小学生のころ黄色い瓢箪のキーホルダーを購入してランドセルにつけていた記憶があり、懐かしく思いました。

「養老孝子物語」はこの地域に語り継がれる伝説で、この話は奈良時代の元正天皇にも伝わり、「養老」と年号を付けたほど感銘を受けたといわれています。現在も滝の水は「若返りの水」として親しまれ、多くの参拝者がこの水に感謝の気持ちを込めて訪れています。

滝の周りには、伝説にちなんだ石碑や史跡も点在し、歴史を感じながらの散策が楽しむこともできるので、歴史好きの方にもおすすめのスポットです。

四季折々で楽しむ養老の滝の自然美

養老の滝は、春夏秋冬それぞれで異なる景色が楽しめるのが大きな魅力で、春には新緑とともに野鳥のさえずりが、夏にはマイナスイオンあふれる涼やかな空気が私たちを迎えてくれます。秋には紅葉が滝と織りなす絶景を生み出し、多くのカメラマンや観光客で賑わいます。冬は、雪化粧をまとった滝が神秘的な雰囲気に包まれ、幻想的な景色を堪能できます。

実際に私が下見に訪れた日は、朝から快晴。駐車場に車を停めてドアを開けた瞬間、山の澄んだ空気が一気に肺に入り、とても清々しい気持ちになりました。駐車場から見える河原で遊んでいる小さな子ども連れの家族の笑顔や、お父さんお母さんの先を行っては「早く早く~」と呼んでいる小学校低学年くらいのちょっとドヤ顔の張りきった男の子を見て、ここなら小さな子どもも安心して遊ばせられるし楽しんでもらえると実感。

滝までの道中は、野鳥の声に耳を傾けたり、青空や大木を眺めながら思いのほかゆっくりとしたペースで進みました。途中、ベンチに座って水分を摂って休憩をしながら無理なく滝まで辿り着き、子ども連れでも十分楽しめると感じました。

季節ごとに行楽イベントも開催され、地元のグルメや特産品の販売も人気です。滝だけでなく、周辺の自然も含めて一年を通じて楽しめるのが養老の滝の魅力です。どの季節に訪れても心に残る体験となることと思います。

周辺のおすすめ観光スポット

1. 岐阜県こどもの国

下見の際、これは孫が喜ぶと感じたのは『岐阜県こどもの国』の1~3歳向けのすくすくひろばです。屋根付きなので、日差しの強い日でも安心して遊ばせることができ助かりました。夏場は浅いプールもあり、着替えを持参すれば水遊びも楽しめそうです。

ぼうけんひろばでは、大きなアスレチック遊具に夢中になって汗をかいたり、繰り返し滑り台をしてみたり、ネット遊具に挑戦するお兄ちゃんの姿は頼もしく見えました。

ぼうけんひろば:フィールドアスレチック遊具が充実しており、体を動かしながら楽しめます。
すくすくひろば:1歳~3歳向けの遊具があり、屋根付きなので日差しが強い日でも安心。
わんぱくひろば:滑り台やブランコなど、小学生まで楽しめる遊具が揃っています。
こどもプール(夏季限定):水深30cmの幼児向けプールと、水深60cmの小学校低学年向けプールがあります。
室内施設「こどもの家」:工作体験や絵本の読み聞かせ、ワークショップやイベントが随時開催されています。

2. 養老公園の無料カート:ヨカロン号

養老鉄道養老駅と養老公園を結ぶシャトルカートヨカロン号が運行されています。(※乗車予定の方は、運行状況の確認をしてください)

3. 養老天命反転地

ユニークなアートの世界を体験できる「養老天命反転地」は、子どもたちにとっても楽しいスポットです。                                           迷路のような公園:不思議な形の建物や地形が広がり、探検気分で楽しめます。         体を使った遊び:坂道や傾斜を活かした遊びができるので元気いっぱいの子どもにぴったり。

4. 流しそうめん体験

養老の滝近くの休憩処「清水」では、流しそうめんを楽しめます。                菊水泉の水を使用:養老の名水を使った特別なそうめん。                    年中楽しめる:季節を問わず流しそうめんを体験できます。

養老の滝のグルメとお土産情報

養老の滝を楽しむなら、現地ならではのグルメやお土産も見逃せません。養老公園周辺には地元の食材を活かしたレストランやカフェが点在し、のんびり食事を楽しむことができます。また、養老の名水を使ったお菓子や、限定のお土産品なども販売されています。

旅の思い出として、ご自身や大切な方への贈り物選びもぜひ楽しんでみてください。ここでは、養老の滝周辺で味わえるグルメやおすすめのお土産情報をご紹介します。

おすすめのお土産と購入スポット

養老の滝周辺には、お土産のバリエーションも豊富です。「養老サイダー」や「養老羊羹(ようかん)」といった養老名物のお菓子、特に養老焼きだんご(くるみみそ・しょうゆ)はご串に刺さったお団子が炭を囲んで丸く並んで目をひきました。その周りは人も並んでいて人気のお団子というのは一目瞭然でした。

旅のお伴や贈り物として人気です。また、滝の名水を使用した「美肌石けん」や地元の伝統工芸品も女性に好評となっています。駅前や養老公園入口の売店、土産物店では旅行の思い出にぴったりな商品を見つけることができると思います。

養老の滝に関するQ&A

養老の滝に関してよくある疑問や質問に対する答えをまとめました。初めて訪れる方や、家族旅行、カップルでのお出かけなど、それぞれのニーズに応じた情報を掲載しています。事前に知っておくと安心な最新事情にも触れていますので、訪問計画の参考にお役立てください。

養老の滝の所要時間はどれくらい?

養老の滝周辺の公園を散策しながら滝まで往復する場合、所要時間は約1時間から1時間半程度が目安です。写真を撮ったり自然観察をしたり、滝近くで休憩する時間を含めると、2時間ほどかかることもあります。周辺の観光施設やグルメスポットも一緒に楽しむ場合は、半日から1日かけてゆっくり過ごすのがおすすめです。体力や興味に合わせて無理のないスケジュールを立てると良いですね。

子ども連れや高齢者でも大丈夫?

実際に歩いてみて感じたのは、駐車場から滝までの道は、舗装された遊歩道のあるコース、階段の横にスロープがついていて配慮がされています。途中にベンチやトイレも困らない距離に設置がされていると感じました。木陰も多いのでやすみながら、子どもや高齢者にペースを合わせ進める安心感がありました。私の母も一緒に歩きましたが「ここなら行けるわ」と話していました。

ただ、滝の手前数百メートルは高めの階段や急な坂道があるため、ベビーカーを途中で置いて、子どもを抱っこして登る必要はあります。小学生くらいなら自分で歩けますが未就学児は途中で抱っこをせがむ場面もありました。

(※滝のすぐ近くの駐車場もあるので、その駐車場からが最短ルートとなります)

まとめ

今回の下見を通じて、養老の滝は「小さな子どもから高齢者まで三代で楽しめる」お出掛け先だと改めて感じました。特に芝生公園やこどもの国は、子どもたちが思い切り体を動かせる場所が多く、親世代や祖父母も安心してのんびり見守ることができます。

滝までの道のりは、無理のないペースで歩けば、自然の美しさや歴史を感じながら家族で会話も弾みます。一方で、ベビーカーや足腰に不安のある方は、滝の手前までの散策や公園エリアを中心に楽しむことがおすすめです。私自身、孫と一緒に自然の中で過ごす時間がとても楽しみです。これから訪れる方も、ぜひ家族のペースで無理なく楽しんでください。

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