私が日々の食卓で重宝している「香味万能だれ」のレシピをご紹介します。
大葉・ミョウガ・生姜・白ごま・酢・ハチミツという、体にやさしくて香り豊かな食材を使ったこの万能だれは、どんな料理にも合う魔法のひとさじです。
薬味好きな方はもちろん、食欲が落ちがちな季節にもぴったり。冷蔵・冷凍保存もできるので、作り置きしておけば忙しい日々の強い味方にもなりますよ。
香味万能だれのレシピ(約2〜3人分)
大葉・ミョウガ・生姜・お酢・ハチミツまでも、子どもの頃~若い頃までの私にとって、嫌いなもの・どこがいいのかわからない???というものばかりでした。趣味嗜好は変わると言いますが、その点は良かったなぁと思います。
きっかけは息子の何気ない一言。「この味好きだね~」と。妙にぐさっときたんですよね。言われてみれば、すった生姜+お醤油の味が大好きで、冷奴や生姜焼き、野菜炒めにも、体に良いのでよく使っていたので無理もないですね。そんなこともあり、我が家の食卓に登場するようになった香味万能だれはコチラになります。
材料の基本と下ごしらえ
大葉とミョウガと生姜を使う際の下ごしらえは味を左右します。
- 大葉は傷んだ部分を除き、できるだけ乾いた状態で刻むと香りが立ちます。
- ミョウガは薄切りにすると食感が残りやす千切りにすると全体に行き渡る風味になります。
- 生姜はすりおろすと辛味と香りが強く出ますが、みじん切りにすると辛味が穏やかで食感が残ります。
- 水分が多い野菜はキッチンペーパーで軽く吸い取るとしょうゆベースのだれが薄まらず、保存性も向上します。
材料
作り方
2. ボウルに酢・ハチミツ・醤油・ごま油を入れてよく混ぜます。
3. 刻んだ薬味と白ごまを加えて、さらに混ぜ合わせます。
4. 冷蔵庫で10分ほどなじませると、味がまとまってより美味しくなります。
おすすめの使い方
この香味だれは、和食にも洋食にも不思議とマッチします。私がよく使うのはこんなシーンです。
使い方 | 感想 |
冷奴や厚揚げにかけて | 豆腐の淡白さに薬味の香りが映えます |
豚しゃぶや鶏むね肉の蒸し物に | 脂の乗った魚に爽やかな香味が加わり箸が止まりません |
そうめんや冷やしうどんのつけだれに | 酢とハチミツのバランスが、夏の麺にぴったり |
アボカドとサラダチキン丼に | 飯に乗せて香味だれをかけると、ヘルシー丼の完成 |
(冷製)パスタのソースとして | 炒めた野菜・お肉にバッチリ合います |
作り置きのコツ
冷蔵保存なら2〜3日ほど美味しくいただけますが酢やハチミツの量を増やすと若干長持ちします。
• 保存容器は煮沸消毒またはアルコール消毒。表面に空気が入らないように密閉して冷蔵庫で保存してください。
• 小分け保存がおすすめ(100mlずつなど)
• 薬味は後入れ方式にすると、風味が保てる
• 大葉とミョウガと生姜を使った万能だれは、生の薬味が入るため冷蔵保存が基本です。冷蔵なら1週間、冷凍なら約1ヶ月が目安ですが、香りや食感は落ちるため長期保存目的以外は推奨しません。
アレンジの基本ルール
- 味を変えるときは香り系の素材(大葉やミョウガ)と辛味系(生姜や唐辛子)のバランスを意識してください。
- 香りを強めたいときは大葉を増やし、さっぱり感を出したければ酢を少し足すと効果的です。
- 甘みやコクを足す場合はみりんや蜂蜜、ナンプラーや魚醤などを少量加えると旨味が深まります。
- 加える素材は少量ずつ試して好みのバランスを見つけるのが失敗しないコツです。
味の特徴と調整法
- 大葉の爽やかな香り、ミョウガのさわやかな辛味、生姜の温かい辛味と香りが重なって独特のバランスになります。
- 醤油ベースなら塩気と旨味が土台になり、酢を加えるとさっぱり感が増し、油を加えるとコクと香りの持続性が高まります。
- 辛味を抑えたい場合は生姜の量を減らし、代わりに大葉の量を増やすと香りは残して辛味は穏やかにできます。
- パンチが欲しい場合は生姜のすりおろし量を増やし、刻んだミョウガを多めにすることで香りと辛味の両方を強められます。
簡単な洋風アレンジ
- 万能だれをオリーブオイルと少量のレモン汁で伸ばすと洋風ドレッシングに早変わりします。オリーブオイル:だれ1に対して10〜20%を目安に加える。
- 刻んだ大葉がバジルの代わりに作用し、ミョウガのさわやかさがアクセントになります。
- 魚介のマリネや冷製パスタ、サラダのドレッシングとして使うのが特に相性が良いです。
- パルメザンチーズやローストナッツを振るとコクが出ます。
まとめ
大葉とミョウガと生姜の万能だれは、刻み方や配合次第で香りと辛味のバランスを自在に調整できる汎用性の高い調味料です。冷蔵で3〜5日を目安に使い切り、用途は幅広く、和食だけでなく洋風や中華風のアレンジにも向き、季節素材と組み合わせることでバリエーションが広がります。
まずは基本配合で作り、少量ずつ調整して自分好みの味を見つけることをおすすめします。昔の私のように、子どもさんには好まれないとは思いますが、年々暑さも厳しくなっているので、「夏の疲れを癒す香味万能だれ」としてぜひ試してみてください。
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