発酵食品・料理

私の生姜麹腸活チャレンジ記録~アラカン世代が健康でいられる理由~

発酵食品・料理

55歳になった私は、孫が生まれて健康の大切さをを痛感しました。子育てもひと段落し、”これからは自分の体をもっと大切にしたい”と感じる日々。そんなとき、友人に勧められて始めたのが(生姜)麹の腸活です。この記事では、私の実際の体験談も交えながら、継続して感じた驚きの変化や習慣化のコツを具体的に紹介します。

生姜麹とは

生姜麹は、生姜と米麹を発酵させた万能調味料として活躍してくれます。

生姜麹とは?その基本と発酵の仕組み

  • 原材料:生姜・米麹・塩・水
  • 特徴:生姜のピリッとした風味+麹のまろやかな旨味
  • 使い方:炒め物、汁物、ドレッシング、漬け込み、和え物などに活用
  • 保存:冷蔵で約3か月保存可能(発酵が進むと味がまろやかに)

最初は『生姜麹って何が良いの?』と半信半疑でした。米麹と生姜を組み合わせて発酵させるだけという手軽さですが、実際に自分で作ってみて、発酵の過程や香りの変化にワクワク。常温で寝かせている間、毎朝容器を開け混ぜるのが密かな楽しみの一つになりました。

生姜麹がもたらす変化

生姜麹生活を始めて実際の変化としてほんとうに実感しているのが、先ず冬は足元が冷えにくくなりました。冬場の冷え改善は嬉しくて嬉しくて、家族にも分け、摂ってもらったところ、80代の母も『体がポカポカする』と気に入ってくれました。もちろん個人の体質によると思いますが、生姜のうま味と麹のやさしさにホッと癒されています。

生姜麹の作り方

基本の作り方(常温発酵)

     材料       量      メモ
生姜 60g 皮付きOK
米麹 100g 乾燥で生でもお好みで
35~40g 塩分濃度は13%が目安
100ml
  1. 麹をほぐして塩と混ぜる
  2. 生姜をすりおろす(フードプロセッサーでもOK)
  3. 麹+塩に生姜と水を加えてよく混ぜる
  4. 清潔な容器に移し常温で発酵(夏は1週間/冬は2週間)
  5. 1日1回かき混ぜトロッとしたら完成

失敗しない生姜麹作りのポイント

生姜麹作りを成功させるコツは、衛生管理と発酵温度の管理にあります。まず、使用する容器や道具は必ず熱湯消毒してから使いましょう。また、発酵中はカビや異臭を防ぐために、1日1回よく全体をかき混ぜることが重要です。

発酵温度は20~30度が理想で、夏場は傷みに注意しながら短期間で、冬場は発酵が遅くなるので根気強く見守りましょう。塩の分量(濃度)を守ることも失敗を防ぐポイントです。

市販の生姜麹も試しましたが、自家製にすると塩加減や発酵具合を家族の好みに調整できるのが魅力。私の失敗談としては、最初は容器の消毒を怠ってカビを発生させてしまった経験も。その後は必ず煮沸消毒した瓶を使い、塩も計量スプーンできっちり測るようにしています。好みで塩の量を変える時も最低濃度は頭に入れて加減しています。

ヨーグルトメーカーで作る生姜麹(時短)

      材料       量      メモ
生姜 150g 皮付きOK
米麹 200g 乾燥でも生でもお好みで
60g
300ml
  1. 生姜をすりおろす(フードプロセッサーでもOK)
  2. 米麹を手でほぐす
  3. すべての材料をヨーグルトメーカーの容器に入れてよくかき混ぜる
  4. ヨーグルトメーカーにセット(温度60℃で6~8時間)
  5. 発酵後、冷蔵庫で保存(1~2か月保存可能)

生姜麹は、生姜のシャキッとした食感とスパイシーな辛味、麹ならではの甘みや旨味が絶妙に調和した独特の風味が楽しめます。発酵によって生姜の辛さが和らぎ、まろやかで奥深い味わいに変化すると思います。

ご飯のお供としてそのまま食べるだけでなく、調味料として色々な料理にアクセントを加えてくれます。味のバランスや食感は、使う生姜や麹の種類、発酵時間によっても変化しますので、自分好みの生姜麹を探求するのも一つの楽しみのひとつですね!

生姜麹のアレンジ

お気に入りのアレンジは、ヨーグルトに小さじ1の生姜麹+ハチミツを混ぜる朝食メニューです。

生姜麹は万能調味料として幅広く活用できます。例えば、肉や魚の下味として漬け込めば、旨味アップとともにお肉が柔らかくなります。また、炒め物や和え物、ドレッシングやスープの隠し味、おにぎりの具、お茶漬けのトッピングなど、和洋中問わず幅広い料理にアレンジ可能です。

特に、風邪の季節にはお湯に溶かして「生姜麹湯」として飲んだり、夏場にそうめんつゆにお葱やゴマと入れると絶品でおすすめ。アイデア次第で使い方は無限大に広がりますのでぜひ、さまざまな料理に取り入れてみてください。

アラカン世代が生姜麹で腸活を始めたくなる理由

50代・60代になると、腸内環境が乱れやすくなったり、便秘、免疫力の低下、冷え、代謝の低下など様々な健康課題が現れます。腸活はアラカン世代の良い変化に繋がると期待したいものです。

腸活に取り組むことで、消化・吸収力のアップ、便通の改善、免疫力の向上、ビタミンやミネラルの補給源となり、さらには精神的な安定にもつながる聞きますが、生姜麹は、アラカン世代にどう味方してくれるのか楽しみですね。

アラカンの生姜麹腸活を長く続けるためのコツと秘訣

生姜麹の腸活は即効性よりも「継続」が大切です。無理せず自分に合った方法で生活に取り入れることが重要となります。この章では、アラカン世代が生姜麹腸活を長続きさせるために心がけたいポイントや日々の工夫、習慣化のヒントを具体的にご紹介します。

生活リズムに合わせて取り入れる

2か月続けた感想として、大切なのは”完璧を求めない”こと。疲れて何もしたくない日は無理せず、気が向いたときだけ取り入れる形でストレスなく続けられました。お味噌汁に加えたり、生姜湯のように飲んだり、ドレッシングに混ぜたり、この”ゆる腸活”が同年代の友人にも好評です。

時には孫と、生姜麹や孫の大好きなココア麹・ブルーベリー麹も一緒に作るのですが『味見係』として大活躍!コミュニケーションの機会も増え楽しんでいます。

まとめ

アラカン世代の体の変化や日常のちょっとした不調に、今注目されている発酵食品・生姜麹を活用した腸活は私にとって頼もしい味方となってくれました。

無理なく毎日の食事に加えることができるため、長く続けやすいのも大きな魅力です。ぜひ、ご自身のペースで生姜麹腸活を無理なく続けて、これからも健やかなアラカンライフを楽しんでいきましょう。健康寿命をのばし、孫の成長も見守っていきたいですね。

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