アラ還も楽しめるお出掛け先

モネの池(名もなき池)と近くのおすすめスポットを紹介!

アラ還も楽しめるお出掛け先

愛知から岐阜の山道を車で抜けて行ったあの日の小旅行。予報に反して快晴だったので「ずっと気になっていたモネの池に行ってみよう」とドライブ決行。到着した瞬間、その水の透明感に圧巻。SNS写真で見る以上に目の前の光景は神秘的で、しばらく無言で眺めてしまいました。この記事では、私の訪問記も交えつつ、これから行く方へ”生の魅力”をお伝えします。

モネの池の魅力を徹底解説!幻想的な絶景と見どころ

モネの池が生まれた背景と由来

池の名前を知ったのもネットや雑誌ではなく、現地の近くに居た地元の方から「この辺は子供の頃から用水がきれいで有名だった」と教えてもらったのがきっかけ。正直、到着前は「観光地化された池ってどんな雰囲気?」と少し不安もありましたが、思いのほか静かで、池の中にいるカラフルな鯉たちが水草の間をスイスイと泳いでいる姿に心が和みました。別世界のような空間でした。

色とりどりの鯉が織りなす美しい情景

モネの池を彩るもう一つの主役が鯉です。池の中には、多種多様なカラフルな鯉が悠々と泳いでいます。赤、白、金、青、黒など、多彩な模様の鯉が鏡のように澄んだ水に映る様子は、間近で見ても思わず息をのむ美しさです。鯉たちは観光客に慣れているためか、池の端まで寄ってきてくれることもしばしば。写真撮影や観察を楽しむのにも最適です。

特に、睡蓮の花びらの合間を縫うように泳ぐ姿は「まるで池の中を舞う芸術作品」とも呼ばれています。池全体が一枚の絵画のように感じられるのは、こうした鯉たちのおかげですね。

おすすめの鑑賞・撮影スポットと時間帯

私が特に気に入ったのは、池の周囲をぐるりと歩いて景色を変えて楽しむこと。位置や角度を変えるだけで、同じ池なのに水面の模様や鯉の動きまっで違って見えるのです。スマホ片手に「ここからだと花の間を泳ぐ青い鯉が見える!」と夢中になって写真撮影。早朝だったので観光客は少なく、鳥の声や木陰の涼しさにも癒されました。立ち止まって水面を覗き込むと、睡蓮と光の反射で絵画の中にいるみたいな感覚になります。

近くのお花屋さんの店主も説明してくださったのですが、神社側から池を見るのと、道路側から神社側に向かって池を見るのとでは、水面に映りこむ景色が違っていて、同じ池でも違って見えるので、そこも楽しんで頂けるのかなぁと思います。

雨上がりや曇りの日は緑がより一層濃く見え、幻想的な雰囲気を味わうことができるので、天候を変えての訪問もおすすめです。一眼レフやスマートフォンでも素晴らしい写真が撮れるので是非楽しんでみて下さいね!

モネの池に訪れる際のベストシーズンと注意点

私が訪れた日の朝は6月初旬で、池の奥一面にピンクや白の睡蓮がちらほら。空気がひんやりしている早朝は水面の透明感も抜群で、写真を撮るなら朝イチが断然おすすめです。また、道中の山並みや川沿いの景色も、季節ごとに違い顔を見せてくれました。秋にも来てみたいなと話しながら周囲の木々を眺めていました。

春や冬もそれぞれの趣がありますので、年間を通して何度も足を運ぶ楽しみも魅力の1つです。観光シーズンは混雑するので、朝早めの時間や平日がオススメです。

モネの池へのアクセス方法と周辺観光情報

この章では、モネの池までの道のりやおすすめの交通手段、さらに周辺スポット情報など、より充実した時間を過ごすためのポイントを分かりやすくご紹介します。

アクセス手段と駐車場事情

名古屋近郊から高速を使って1時間半ほどで池に到着。現地までの途中、山道がくねくねして車酔いしやすい方はこまめに休憩をとりましょう。私の場合、途中の道の駅で地元の野菜を買うのが密かな楽しみです。池の近くには案内の方がいて「駐車場は午前中が余裕ありますよ」と親切に声をかけてくれました。車を降りたら、3分ほどで池に到着しました。

池の周辺には無料駐車場が整備されており、シーズン中は臨時駐車場も開設されますが、特に休日やスイレンの見頃シーズンには早い時間から満車になることもあります。

下にある写真は駐車場を出たところで目の前の道を渡って左手にあるのぼりの前を過ぎて右側にある電柱を越えるとある細い道を右折すると左手にモネの池が現れます。

バスご利用の場合は、JR岐阜駅から名鉄バス「板取」行きに乗り、ほとんどの便が「板取ふれあいバス」またはタクシーへの乗り継ぎが必要となります。最寄りの「モネの池前」バス停から池までは徒歩約5分ですが、山間部のため交通事情も含めて余裕を持った計画をオススメします。

周辺のおすすめ観光スポットやグルメ情報

モネの池を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットやグルメもぜひ楽しんで頂きたいです!

モネの池のすぐそば「根道神社」

モネの池の隣に位置する根道神社は、地元の人々に古くから親しまれてきた小さな神社です。鳥居を潜り少し階段を上ると、静かな森の中にたたずみ、池の清廉な雰囲気と相まって非常に神秘的な空間を作り上げています。訪れる人は池の鑑賞だけでなく、心を落ち着けて神社への参拝や御守の購入も楽しめます。

季節ごとの自然の表情も美しく、新緑や紅葉、冬景色と合わせて何度でも訪れたい場所です。観光の合間に心静かな時間を過ごすのに最適です。

あじさい園

根道神社参拝後、左側の小道を進んで頂くとあじさい園への道しるべと出会います。途中「ホントにあるのかなぁ?」と少し不安になりつつ進んで行くと「きっとここだね!」という場所があります。正直なところ見られるかどうかは運です!

自宅の紫陽花が咲いているから…と思っていても、山だから?お天気が違うから?咲いてないこともあります。下の写真は帰り道に見つけた、チラホラ咲きのものです。

しばらくたって満開頃かな?と再度足を運びましが見れませんでした。それも含めて楽しんでいただければと思います。見れなかったら「良い運動になったな」くらいの気持ちで。

モネ池のすぐそば「フラワーパーク板取」

モネの池を通り過ぎた奥にあるお花屋さん。私はモネの池とセットお邪魔しています。関連グッズやお土産も販売されていますし、何といってもお花がお値打ち、店主のお人柄も魅力のひとつです。足を運ぶ価値あるおススメの花屋さんですよ。

玉石石畳と板取川沿いのドライブ

板取エリアはその美しい自然景観でも有名です。モネの池から板取川沿いをドライブすると、川のせせらぎや清流に映る山々、玉石の石畳道など四季折々の美しい景色が広がります。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉と、どのシーズンでも日本の豊かな自然美を感じられます。

地元名産の「鮎料理」は必食

池を出て、そのまま徒歩数分でたどり着いたのが根道神社。「思ったより小さくて、ひっそりした佇まい。でも参拝後は不思議なくらい気持ちが落ち着きました」その後、川沿いの食堂で鮎の塩焼きを注文。炭火で焼いた鮎を一口、身が柔らかくて甘みがありました。普段川魚をあまり食べない自分でも箸が止まらず、「わざわざ来てよかった」と思う瞬間でした。

その他

  • 板取川温泉:美肌湯で人気の立ち寄り湯で、ハイキングや観光の疲れを癒すのにぴったり
  • 板取ゆずを使ったスイーツやジュースを提供するカフェや直売所も人気
  • 21世紀の森公園:多くの野鳥に出会うことができかもしれません
  • せせらぎ街道:秋にはコスモス畑が広がります

自然豊かな観光スポットが揃っており、1日では回りきれないほど見どころ満載のエリアです。

まとめ

ふとしたきっかけで訪れたモネの池でしたが、現地の静けさや自然の豊かさ、そして地元の人たちの温かさがとても印象に残りました。掲載されている写真以上に自分で見る価値のある場所です。次は紅葉や雪景色の日にも再訪したい…そんな気持ちにさせてくれる旅先でした。

誰もが立ち止まり、日常を離れて自然と一体化する感覚を味わえる貴重なスポット。写真やSNSで見るだけでは伝わらない、現地に立った時の清涼感と感動はぜひ現地で体験してみてください。

また、池だけでは終わらず、周辺のローカル風景や町の人との触れ合い、美しい自然や四季折々のグルメも楽しみの一つ。初めての方はもちろん、何度訪れても違った美しさを発見できるモネの池エリアで、是非あなたのお気に入りの瞬間と風景を見つけてください。岐阜の自然と文化の奥深さにきっと心が癒されると思います。

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