孫とのお出掛け

犬山「お菓子の城」で孫と過ごす幸せな時間|三世代で楽しむ香りと体験のテーマパーク

孫とのお出掛け

「ばぁば、ケーキたべにいこう!」そんな無邪気な言葉から、私と孫の小さな冒険が始まりました。向かったのは、愛知県犬山市にある「お菓子の城」。外観は本物のお城のように堂々としていて、近づくにつれ孫の目がキラキラ輝きだしました。

クッキーづくりやドレス体験、スイーツバイキングなど、ただ遊ぶだけではなく思い出にできる特別な場所。今日は、三世代そろって過ごした夢のような時間を記録します。

お菓子の城ってどんなところ?

外観はまるで本物のお城

遠くからでも目を引く白い建物は、青空に映えて本当に美しい姿でした。まるでヨーロッパのお城を切り取ったようで、入口までの道を歩いていると自分までおとぎと話の主人公になったような気分に。孫は「ほんもののおしろ?」と何度も私に尋ね、嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねていました。娘も「子どもの頃に来たはずなのに、こんなに大きかったかな」と感心していて、世代を越えて楽しめる魅力を感じました。

お菓子の入城は?

◆営業時間:全日10:00~17:00(最終入城・体験受付15:30まで)

◆営業日:夏休みなどは夏期営業にて8/1~9/2まで全日営業ですが、9月は毎水・木曜日が休城日となっていますので、ご確認を!

館内は甘い香りとカラフルな世界

扉を開けて中に足を踏み入れた瞬間、ふわっと漂う甘い香りに包まれました。クッキーの焼ける香ばしい匂いと、チョコレートや生クリームのふんわりとした香りが混ざり合い、まるで夢の世界に迷い込んだよう。

展示コーナーには高さ2メートル近い巨大ケーキの模型があり、孫は「ぜんぶたべられるの?」と興奮気味に質問してきます。私も思わず笑いながら「食べれたらいいけどね」と返し、家族で香りや色彩を楽しむ豊かな会話が広がりました。

クッキーづくり体験|小さな手で型抜きに挑戦

今回の目玉は「クッキーづくり体験」。いざ『ぶきっちょさんのへや』へ。2歳の孫でも参加できる内容で、親子で一緒に楽しんでいました。「どの型にする?」と聞くと、孫は迷わずウサギ型を選び、私にはハート型を渡してくれました。ぎこちない手つきで生地を押しながら「うまくできたよ!」と自慢げに見せる姿に胸が温かくなります。

オーブンから焼きあがったクッキーは香り豊かで、食べる前から幸せな気持ちに。最初のひと口をかじった孫の顔が一瞬で笑顔に変わり、「ばあば、つぎはぞうさんのかたち作ろうね」と未来の約束まで引き出してくれました。

クッキーづくり体験(5味より選べる生地1本分)約1時間500円、の他にも体験できるのでお子様と楽しく相談してみて下さいね。

    量/所要時間       料金
せんべい焼き体験(卵不使用)    1セット5枚/20分       400円
  ミニパン作り体験 (もちもちチーズパン)/40分       500円
プチドーナツデコ体験(土日祝限定)   プチドーナツ4個/30分       500円

プリンセス体験|ドレスに着替えて記念撮影

もうひとつの楽しみは「プリンセス体験」。
ドレスルームに入った瞬間、色とりどりの衣装に目を輝かせる孫。「これにする!」と選んだのは青いチュールのドレス。

袖を通して鏡の前に立つと、普段とはまるで違う表情で、自然に姿勢を正していました。私が「本当にプリンセスみたい」と伝えると、少し恥ずかしそうに笑いながらも、内心は誇らしげ。背景のかぼちゃの馬車や白い階段で撮影すると、その一枚一枚が絵本のワンシーンそのもので、数十年後にこの日の写真を振り返る自分を思い描き、心から健康でいたいと思いました。

ちなみに、体験料(衣装1着)70分制で1000円です。この1時間はモデル・カメラマン体験も楽しんでみて下さいね。

お城の中でスイーツ食べ放題

館内には軽食コーナーもあり、カレーなどの子ども向けメニューも充実。
私たちは「お子様ランチ」と「野菜たっぷりカレー」を注文。甘いものばかりではなく、しっかり食事ができるのも嬉しいポイントです。

なんと、ケーキ・10種類のアイス・ゼリー・ムースなどの豊富なスイーツのみのバイキングがありました。しかもフリードリンク付きです。パフェグラスを選んでアイスやトッピングの「好き」を詰め込んでいくオリジナルパフェ作り。

孫はまだ自分でうまく詰めれないので「どれがい~い?」ときくと、にこにこ顔で吟味しながら次々に指さしていました。私はプリンとケーキがお気に入り。スポンジも子どもが喉に詰まらせにくい固さに工夫されているそうで、ふわふわ。みんなの「おいしい!」の連発で締めくくられました。

こちらの制限時間は90分(繫忙期:70分)です。十分すぎる時間ですね。

◆受付時間:全日10:00~15:30

◆料金:中学生以上900円、小学生700円、幼児(3歳以上)500円です。

小さな子連れでの注意点

• ベビーカーOKだが階段もある
• クッキー体験は早めの受付がおすすめ
• ドレス体験はサイズ確認を
• 香りが強いので敏感な(アレルギーのある)子は注意を

帰り道

帰り道の車の中で、窓に映る城のシルエットを見つめながら孫が小さな声で「またばあばといっしょにこようね」と言いました。その言葉に、思わず胸が熱くなり、娘と目を合わせて笑いました。本物のお土産もありましたが、私にとってはこの一言こそが一番大切な宝物。歳を重ねてもこうして一緒に楽しむ時間を大切にしていきたい、そう強く思いました。

お土産

実際のお土産も、お菓子の城だけあって美味しそうなスイーツがお値打ち価格で並んでいました。しばらくたってお菓子の城を思い出しながら食べようと、孫はボーロと麦ふぁ~を選び、娘と私はハート型スイートポテトを選びました。

施設情報

アクセス

◆車の場合、小牧ICから4㎞ほど。500台収容可能な無料駐車場があります。

◆電車の場合、名鉄江南駅よりタクシーで約20分ほど、名鉄楽田(がくでん)駅より徒歩約20分タクシーで7分ほどです。

まとめ|お菓子の城は、甘い思い出の宝箱

五感で楽しめる「お菓子の城」は、親子の絆を深める最高の場所。孫との甘い甘い思い出が、これからもずっと心に残り続けることでしょう。ぜひ甘い体験と宝箱を見つけに小さな冒険に出かけてみてはいかがでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました